鶴仙狭


こおろぎ橋から黒谷橋までの約1.3kmにわたる渓谷は、数多くの奇岩怪石や滝、深碧の淵など、四季折々の自然美をかもしだしている景勝地です。この鶴仙渓の渓谷沿いに山中温泉の温泉町が形成されている。

 

本多静六博士は黒谷川の清流。渓流の到る所に苔むす奇岩怪岩。鱒、鮎、岩魚等の魚族水中に躍る情景美と山林保護を行なう重要性。

 

景観保全や観光道路の手入れ等が山中温泉の将来に必要と記述されている。

令和元年10月12日に鶴仙渓にかかるこうろぎ橋、総桧造り木橋が架け換えられました。

丸みを帯びた橋脚は

(長さ)20.8m

(幅 )4.0m

美しい木橋です。


草月流三代目家元、故勅使川原宏氏のデザインによる赤紫色に塗付された日本で珍しい湾曲した徒歩専用の橋であり

(長さ)94.7m

(幅 )1,5m

芭蕉翁も絶賛した鶴仙渓の絶景が楽しめます。


「行脚の楽しみここにあり」

松尾芭蕉が奥の細道でこの場所を気に入り手を打って喜んだといわれています。

黒谷橋は昭和10年に木造だった橋を架け換え石の橋となりました。